沿革


福島化成工業について

福島化成工業は洋傘業界において100年以上たくさんの会社と取引を行ってきた歴史があります。
主力で扱ってきた品物は百貨店や専門店で販売される高級洋傘の手元(ハンドル)を中心とした部品と洋傘製品本体です。
そんな福島化成工業の歴史について当時の資料と併せてその一部を紹介します。

沿革

・明治30年頃  初代社長福島松五郎、東京浅草新福井町5番地(現在の浅草橋1,2丁目)に洋傘柄製造を始める

・大正8年8月  現在本社所在地(荒川区西日暮里)に移る

※全国工場通覧. 昭和4年末現在 商工省 編纂 日刊工業新聞社出版

・昭和11年3月   合名会社福島セルロイド工業所に改組 (業界)昭和11~12年にかけて洋傘生産は年間80万ダースに達し戦前のピークとなる

・昭和17年  2代社長福島卯之助 就任

※昭和18年出版「洋傘起源と歴史」今村僚乃右 著に以下掲載

・昭和20年6月     いわき市錦町に錦セルロイド工業株式会社を設立

・昭和20年8月 (日本)ポツダム宣言受諾 終戦

・昭和23年4月9日     錦セルロイド工業所を合併し、株式会社福島セルロイド工業所に組織変更し、資本金100万円

・昭和24年10月   蔵前営業所を開設

・昭和29年6月     資本金400万円に増資

・昭和32年1月     資本金800万円に増資

・昭和37年8月     福島化成工業株式会社に名称変更
  

(業界)昭和42年に洋傘輸出118万ダースを記録、折り畳み洋傘の最盛期を迎える
(日本)昭和30年代から40年代にかけて日本企業の台湾進出が増加

・昭和48年3月     資本金1,320万円に増資

・昭和48年3月     台湾台北市に資本金NT400万ドル(日本円3,200万円)にて合弁会社福島化成工業股份有限公司を設立

・昭和50年12月   台湾福島化成工業股份有限公司の資本金をNT500万ドル(日本円4,000万円)に増資
  ※昭和54年「東京洋傘産業史」東京都洋傘ショール商工協同組合 編 に掲載

  3代目社長福島堅就任
  4代目社長福島康夫就任

(業界)昭和50年代後半より台湾の傘製造業者は中国本土へ転向していく。平成以降は中国が世界の傘産業の中心となる

・平成元年9月  5代目社長福島偉夫就任

・平成3年5月  春日部工場設立 鉄骨造陸屋根(791.29平米)

・平成5年3月  本社敷地に賃貸用オフィスビル建設(FSビル 9F 4,243.72平米)

・平成5年3月  厦門福島工業有限公司設立

・平成15年3月  竣工した自社所有ビル内に蔵前営業所を移転

・平成23年5月  6代社長福島啓之就任

・平成28年5月  7代社長福島貴士就任

・平成31年  勿来作業所が区画整理地区に該当するため売却

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